疾患・特集

市販薬は軽症の場合に用いる初期治療薬

作用は比較的マイルドでも、副作用が現れる場合もある

市販薬は軽症の場合の初期治療薬で、自分の責任において用いるものです。一般に安全性に重点をおいた処方なので、作用は比較的マイルドで、副作用の危険も少なくなっています。ただし、市販薬も薬です。人によっては副作用が現れる場合もあるのです。
安全かつ効果的に薬を用いるには、まず薬に付いている使用説明書(添付文書)を使用前によく読みます。特に薬の用量は年齢によって違いますし、使用方法も薬の種類によって変わりますので、よく確認してください。
副作用の可能性についても記されています。万一何らかの症状が現れた場合は、使用説明書どおりの対策をとります。

製造番号は薬を使い終えるまで必ず保管を

その外に、使用期限と製造番号の表示にも注意を配るようにします。使用期限の過ぎた薬は処分すべきです。
製造番号は、不良品だったり副作用が出た時に、メーカーが原因の調査を行うために表示されています。薬を使い終えるまで必ず保管しておいてください。
また、薬によっては日光や高温などで変質するものもあります。使用説明書に従って適切な場所に保管するようにします。