睡眠と覚せいは、体の中にある生体リズムによってコントロールされています。
生体リズムの異常は、睡眠・覚せいリズム障害といわれる不眠の原因になりますし、レム睡眠とノンレム睡眠の周期にも、生体リズムが関与していることが分かってきています。睡眠の質を決定的に左右するのは、生体リズムなのです。
海外出張が多い人は、時差ボケという形で生体リズムの乱れの経験があることでしょう。それ以外でも仕事や私生活のさまざまなでき事によって、生活リズムはしばしば不規則になりがちです。
一度狂った生体リズムは規則的な状態に戻るまでに数週間かかるのですが、次のことに気を付ければ、比較的速く規則的な生体リズムを取り戻すことができます。