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広がる公共禁煙空間(アメリカ)




環境の改善や健康に関しては、時にピューリタン的な潔癖さと熱意をもって実施するアメリカの場合、都市の禁煙状況はどのようなものでしょうか。


見出しドット日本でも話題になったサンフランシスコ市の条例

1983年(昭和58年)にサンフランシスコ市で施行された喫煙規制条例は日本でも話題になりました。これは企業経営者に対し、喫煙者と非喫煙者のスペースを分けるように定めた点などが画期的でした。
同市に先立つこと8年、ミネソタ州では室内空気清浄法が施行されています。指定区域以外のあらゆる公共の場所や集会での喫煙を禁止し、違反した者にペナルティーを与えるという厳しいものでした。


見出しドットNYでたばこは吸えない?

95年には、全米一厳しいと言われるニューヨーク市の禁煙条例が定められました。公共の場所や交通機関、レストラン、職場、屋外の野球場まで全面禁煙となり、罰則規定も設けられたのです。


見出しドット航空機乗務員による訴訟が和解

航空機乗務員約6万人が、機内での間接喫煙により被害を受けたとして損害賠償を求めて訴訟を起こしていましたが、97年10月に被告のたばこ会社との和解が成立しました。
今後、肺がんなどにかかった乗務員等の個別訴訟には、たばこ会社は「発病は間接禁煙が原因ではない」と証明する責任があると確認されたのです。
乗客はもちろん、乗務員の健康にとっても喫煙は問題があると、たばこ会社が認めたことになります。
現在のアメリカでは、国内便は全面禁煙ですが国際便は喫煙可能です。しかし、同じこの裁判でたばこ会社は、今後アメリカ国内に着陸する国際便を禁煙にするという法律を成立させる支援を約束しています。
アメリカに乗り入れる他国の航空機を含めて全面禁煙となる日も近いのかもしれません。



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