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ちりも積もれば山となる −たばこやめれば新車も買える


見出しドット1年間のたばこ代を計算すると…

100円玉が数個あれば買えるのですから、確かにたばこは安い商品です。
しかし、バーゲンで洋服を1000円でも安く買おうと考えているような人でも、1週間、1カ月単位で、たばこによる出費がどのぐらいになるか、きちんと計算している人は少ないものです。
計算を簡単にするためにたばこ1箱を200円として、1日に1箱吸うとすると、1週間で1400円、1カ月で6000円、1年では7万3000円の出費となります。
これが10年続けば73万円と、軽自動車であれば新車に手が届くぐらいの出費になっているのです。


見出しドット社会的損失は3兆円

ついでに、出費を社会の経済的損失という観点から見ておきましょう。たばこの火の不始末による火災などを含めると、たばこによる社会的損失の総額は3兆1826億円にも上っています(1990年)。


見出しドット健康は金には代えられない

更に、自分と家族の健康への悪影響も考えれば、たばこによる損失は計算しきれないほどものになります。
東京の、ある電気工事会社社長の伊藤さんは、採用条件が「非喫煙者」。大阪の同業者がたばこの火の不始末で大きな火災を引き起こしたことを知り、社員の禁煙を決意しました。社員教育で禁煙を徹底させ、更に禁煙した社員に禁煙手当を月1万円支給。どうしても禁煙できない人には禁煙か会社か、と迫るほどで、禁煙出来ずに退社した人もいました。もちろん、本人も禁煙を実行しました。
社員の島貫さんは35歳まで毎日50本とヘビースモーカーでしたが、社長の呼びかけを機に禁煙。既に禁煙歴10年になりました。禁煙で浮いたたばこ代と禁煙手当ては家を買う資金の一部になったといいます。(朝日新聞 97.11.11.)
お金には代えられない健康。でも、健康とお金の両方を手に入れる道もあるようです。



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