テレビなどのマラソン中継に映るトップランナーのフォームを見て、イメージを持つことは良いヒントになります。
しかし、何よりも大切なことは、自分自身に合った疲れない自然なフォームで走ることです。
基本の姿勢はウォーキングと同じですが、足は地面をけって跳ねるわけですから、一瞬両足とも地面を離れて体が浮きます。
足を引き上げるのを助けるのは、両腕の振りです。前後に大きく振って、足を前に送り出す推進力とします。左右の腕は同時に振られないといけません。後ろにひじを引くことを意識します。ひじ鉄をするようなイメージに近いです。
目線はしっかりと前方を見つめます。
手のひらは軽く握るようにします。手に力が入ってしまうと、肩に余分な力が掛かり、上体が硬くなってしまいますので、指を軽く曲げる程度でいいでしょう。
つま先だけで走っていませんか。ひざや足を痛めてしまいます。かかとから着地に入る、歩行を意識してトレーニングします。