疾患・特集

ジョギングからランニングへ

脈拍を測る

誰でも、マラソン選手のように長い距離をさっそうと走ることはできません。
まず、歩くことから入って、速歩、エクササイズウォーキングと進み、そのまま体を弾ませるとジョギングになり、やや歩幅を広げスピードを上げればランニングになります。

普段から心掛けていなければならないのは脈拍を測ることです。安静時の脈拍が1分間に80を切らない人は、走るための心肺持久力に問題のある場合もあります。いきなり走り始めるには危険です。
一般的には70台なら平均点です。ウォーキング時に安静時と運動5分後の脈拍を測るくせをつけるようにします。

体力の養成

心肺機能に問題がなければ、体力づくりに入ります。仕事の合間にいつでもできる簡単なものです。いずれも繰り返すことが大切です。

  1. もも上げ
    その場で駆け足するようにももをできるだけ高く上げます。10秒間続けます。
  2. 足の踏み出し
    足を左右交互に踏み出しては戻します。左右10回ずつ行います。徐々に踏み出す歩幅を広げていきます。
  3. スクワット
    肩幅くらいにスタンスを取って、背中が曲がらないように腰を落としていきます。その時、かかとが地面についているようにします。10回くらいから始め、慣れてきたら増やします。