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自然を満喫! 野山を楽しむ6つのポイント

都会では味わえない、自然環境ならではものを楽しもう!

春夏秋冬それぞれ違った顔を見せる数々の草花や清く澄んだ空気、小川のせせらぎと野鳥の鳴き声とが織り成すハーモニーとの出会いは、都会では味わえない、自然環境ならではのもの。
「ハイキングに行く」と構えることはなく、ドライブ中、運転の休憩がてらに周囲を散歩するような感覚で最初は十分です。
ただし、登山道などを歩く場合は、やはり自然に対してそれなりの知識と経験が必要です。

1. 目的地の設定

市販のガイドブックや地図などを参考にして目的地を決めます。
コースを歩くこと自体が目的でも構いませんし、寺社や名所・名跡など目的地に行くためのコースを自分で設計するのもいいでしょう。
地図から所要時間が割り出せない場合や、最新の詳細を知りたい場合、その地域の観光課や観光協会へ問い合わせてみることをお勧めします。各観光協会や自治体では、インターネット上でフレキシブルな情報を公開しているところもあります。

2. 予定に固執しないこと

ある程度綿密な計画を立てることは必要ですが、行った先では新しい発見や出会いが待っているものです。当初の予定には固執せずに、目的地を変更するなどの柔軟な発想も大切です。
ただし山中での時間には注意が必要。日没前にはコース終点の駅やバス停、マイカーを止めた駐車場などに着いているくらいの方が安心です。

3. 体力と時間を考える

野山を歩くことは、一人でも楽しめるのはもちろんですが、気の合う仲間と行くと楽しみも倍増します。いずれの場合も重要になるのは、自分や仲間の体力と相談して無理のないコースや日程の選択をすることです。

4. 準備は万全に

軽い気持ちで行けるにせよ、自然環境の中では何が起こるか分かりません。地図や磁石、雨具、懐中電灯、チョコレート・チーズなど高カロリーの非常食、着替え、タオルなどの持ち物類をはじめ、天候の確認、コースについての情報など、一通りのチェックは済ませます。また、二日酔いや寝不足、悪天候などの非常事態の際は、勇気を持って延期や中止にします。

5. シューズは履き慣れたものを

履き慣らされた登山靴が理想ですが、首都圏近郊の整備されたハイキングコースや、コース中に舗装された道路しかない場合などはスニーカーでも差し支えありません。

6. ごみを出さない荷造りを

ハイキングにおいて、ごみの持ち帰りなど自然環境へ配慮するのは大原則ですが、ごみを出さない工夫をするよう心掛けたいものです。弁当はおにぎりなどをアルミホイルでくるめば後の処理も楽になります。