疾患・特集

ウォーキングの前後にストレッチング

ウォーミングアップとクールダウン

歩くというのは、極めて日常的な動作ですから特別にウォーミングアップの必要はありません。しかし、トレーニングとしてのウォーキングであれば、ランニングと同様にウォーキングの前のウォーミングアップ、終わった後のクールダウンのストレッチングを取り入れましょう。
ウォーミングアップはこれから始める運動に対して、筋肉や内臓にその準備をさせるためのもので、クールダウンは運動後の興奮状態にある機能を徐々に鎮めるためのものです。体の筋肉や筋を十分に伸ばしてあげるのがストレッチングです。
ストレッチングで筋肉を暖め、ひざや足首の関節も柔軟にすると、アキレスけん切断などの事故を防ぎ、スピードアップにも無理なくついていけるようになります。また、ウォーキングで収縮した筋肉は、そのままにしておくと固くなって痛みを誘う原因になるので、ストレッチングでほぐすようにします。

ストレッチングの基本

ストレッチングは体の大きな筋肉から、反動をつけずにゆっくり行うのが基本です。どの方法でも20秒ほど、リラックスし、呼吸を止めずに、どこを伸ばしているか意識して行います。痛みを感じるほど無理に伸ばしてはいけません。できるだけ全身の筋肉をまんべんなく行いましょう。