疾患・特集

保存料とは

人間の体にも害を及ぼす可能性が高い?

食品を保存するために使われる食品添加物のことです。保存料の多くは、天然に存在しない化学合成物質で、法律によって規制されています。
もともと工業生産の分野で使われていたものを食品に流用したものが多く、また未知の物質であるがゆえに危険性が高いとされています。
例えば、ソルビン酸と呼ばれる保存料は、細菌やカビなどを殺したり、増殖を抑えるためのものですが、細菌やカビの細胞も人間の細胞も基本的なつくりは変わらないので、人間の体にも害を及ぼす可能性が高いといわれています。

技術の発達で保存料「無添加」も数多い

しかし、最近では食品の加熱殺菌やレトルト完全滅菌などの食品保存製造技術、チルド食品や惣菜分野におけるアセプティック(無菌化)技術や氷温保存技術が急速に発達してきました。
このような背景もあって、無添加を「売り」にしている商品も数多く登場しており、危険な保存料の使用は徐々に減っています。