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前立腺肥大症を合併している場合


前立腺肥大症と過活動膀胱の関係
60歳以上の男性にみられる下部尿路症状の原因として、最も多いのが前立腺肥大症だ。前立腺肥大症の症状をもつ高齢男性の50〜75%に過活動膀胱の症状があるが、その関連については完全に分かっていない。尿路感染脳卒中脳萎縮心不全夜間尿濃縮力の低下、薬の副作用なども過活動膀胱を引き起こす要因となっていると考えられている。

外科的治療法の効果
前立腺肥大症患者のうち、尿路感染や腎機能障害などの合併症があって、症状の重いケースでは外科的治療法の対象となる。外科的治療法は有効性が高く、手術前に過活動膀胱の症状がみられた患者の多くが、術後には改善される。手術をしても症状が改善されないのは19%で、80歳以上の高齢患者に多い。しかし時間がたつとともに再発がみられ、術後平均12.6年間で63%の患者にふたたび過活動膀胱の症状がみられるという報告もある。

薬物療法の効果
α1ブロッカー
前立腺肥大症患者のうち、症状が軽症から中等症の患者が対象となり、比較的早い段階から効果があらわれる。前立腺肥大症患者に対する第一選択薬である。
抗コリン薬
過活動膀胱の症状改善のために一般的に使用されている薬だが、前立腺肥大症状にともなう過活動膀胱については、その効果と安全性を証明する臨床試験が行われていない。効果がみられても、急性尿閉慢性尿閉を引き起こす危険性があるため注意が必要とされる。
α1ブロッカーと抗コリン薬の併用
最近の臨床試験結果により、α1ブロッカーと抗コリン薬の併用が過活動膀胱症状をもつ前立腺肥大症患者の症状改善に有効であることが示唆されており、より大規模で長期の臨床試験が期待される。

その他の治療法
前立腺肥大症患者の過活動膀胱症状に対する治療法として、生活習慣の改善(アルコール、カフェイン、水分の摂取制限)、薬物の適切な服用、膀胱訓練などが有効であると考えられている。


お役立ち情報BOX
ライブラリ:痛風・泌尿器の病気

用語:下部尿路症状 尿路感染 脳卒中 脳萎縮 心不全 夜間尿濃縮力 α1ブロッカー 第一選択薬 臨床試験 急性尿閉 慢性尿閉

コンテンツ:「男性必見!前立腺の健康度チェック



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