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健康相談答えてドクター

市橋先生

市橋先生への質問

[専門:皮膚科、美容皮膚科など]

全身のかゆみがおさまらない(ふみさん、80代 男性)

3週間ほど前から湿疹や虫刺されなどもないのに全身のかゆみがおさまりません。
皮膚科に行きましたがなにもないとのこと、念のため血液検査をしましたが異常なしでした。
今はベポタスチンベシル酸塩という薬を処方していただき落ち着いていますが、なくなるとたまらなくかゆみが出てきます。
内臓疾患からもかゆみがあるとインターネットでみましたが、なにか関係があるでしょうか?

皮膚の保湿が重要です

かゆみには多くの原因があるのですが、質問をされている方のかゆみは3週間前から始まっています。それまでかゆみがないとすると、大変素晴らしい皮膚の持ち主です。一般には、60歳を過ぎますと、空気が乾燥する環境、例えば冬場には90%の人がかゆみを感じています。その原因は皮膚の乾燥です。
加齢により皮膚の最外層を構成している表皮角化細胞の一番外に位置する角層の働きが低下し、水分保持機能が障害されるため皮膚の水分が少なくなり、乾燥します。そうすると、かゆみを感じる神経が皮膚の表面近くまで伸びてくるため、少しの刺激でかゆみを感じるのです。

当年80歳ですから、夏でも空調などで部屋が乾燥すると、やはり角層が障害され皮膚が乾燥し神経が伸びてきてかゆみを感じます。
内臓の病気でかゆみを感じることもありますが、その時のかゆみは深刻で、大変強いかゆみでベポタスチンベシル酸塩では効果がないでしょう。

治療としては、皮膚の保湿が重要なので、皮膚科医院で保湿剤をもらうか、あるいはご自分で、セラミドの入った保湿クリームを買って塗られるといいですね。セラミドは素晴らしい保湿効果を持っています。
全身がかゆく、じんましんが出ているときは、ベポタスチンベシル酸塩は効果がありますね。かゆみがなくなるまで1〜2ヵ月飲まれてもかまいません。飲んでいるときは車の運転はしないでください。薬の作用として眠くなることがあるからです。

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市橋正光 先生

市橋正光 先生

ご活躍の場: 再生未来クリニック・神戸 院長
ご専門: 皮膚科、美容皮膚科、紫外線の健康影響、皮膚のアンチエイジング
ご経歴: 神戸医科大学 卒業
神戸大学大学院博士課程修了
ロンドン大学皮膚科学研究所留学
神戸大学医学部皮膚科教授
サンクリニック院長
森之宮医療大学抗加齢センター「アムリクリニック」所長を経て、現職
所属学会・
団体:
日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本抗加齢医学会、日本皮膚悪性腫瘍学会、日本レーザー治療学会、癌学会、光老化研究会、太陽紫外線防御研究委員会
先生から一言: 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。

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